あるにもあらず 過ぐるわが身は

東欧・北欧・中近東など世界の60's Beat/Psych、その合間にコミックなどを紹介しています。 こっそりとやっていますので、こっそりとお越し下さいませ(笑 

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いい編集です♪

ここしばらく、ちょっと沈みがちだったのですが、ようやく安定してきたので久々に更新です。


今更ですが、僕はジャッキー・デシャノンのファンです(笑
最初に聴いた94年ごろはネットもないし情報もなくて、CDもベスト盤が数枚出ているだけと言う状況でした。

そしてナウ(笑)、イギリスのrpmによるアルバム単位でのリイシューがまったりと進み、70年代以降のアルバムもぼちぼちリイシューされて、かなりの音源をCDで聴けるようになりました。

そのせいもあってか、今までとは趣向の違う編集盤が立て続けにリリースされました。
今回はその2枚の編集盤について。

まず、今年UK(!)EMIから出た「Her Own Kind Of Light(Zonophone 50999 5 22564 2 4)」から。
上の画像がそのジャケなんですが、すごいお気に入りです♪
それが象徴しているかのように、選曲もすばらしいの一言です。
このCDは今までのありがちな選曲ではなく、ジャッキーの自作曲のみでまとめられています。
個人的に念願だった編集で、リリース前に収録曲を見た時「キター!」と喜びました(笑
「When You Walk In The Room」などの代表曲はもちろん、ジミー・ペイジがギターを弾いている「Don't Turn Your Back On Me」「I Remember The Boy」、「Splendor In The Grass」はバックがByrdsのほうのバージョンという、ばっちりツボを押さえた駄曲なしの全26曲です。

彼女のオリジナル曲のみと言う都合上、「Needles & Pins」が収録されなかったのが痛い所ですが、その代わり個人的に全く関心のないバカラックの曲も一切入っていないので、痛み分け以上のものがあります(笑
ソフトロックのファンにはあのあたりの曲が人気があるみたいですが、個人的にはジャッキーの自作曲の方が好きだし、彼女には似合わないと思います。
僕は「ジャッキーの黒歴史」と呼んでいます(笑

ただ、「Needles~」が収録されていないので、これからジャッキーを聴こうという方にお奨めしにくい事は残念ですね。
何とか強引にこじつけて収録して欲しかったな(笑

ある程度聴いたことのある方や、非バカラック派の方には超絶お奨めです。

3000円前後するので輸入盤としては高めですが、それを差し置いても最高の編集盤です。



【“Jackie De Shannonの編集盤”の続きを読む】
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knacks001.jpg
Los Knacks 1969:(LtoR)Charly・Mossy・Robbie・Chito・Vicente

17.7.17:ほぼ全編書き直し

さて、今回はアルゼンチンのLos Knacksです。
今回もまたスペイン語の資料しかなくて、あまり細かい事が分かりません(汗
M子さん、わしもスペイン語のことで電話してもええかのう(笑
と、本当にごくごく一部しか分からないネタを振りつつ、分かる範囲で紹介して
行きます(笑

64年、高校の友人同志だったOscar"Robbie" Paz (Ds)、Carlos"Charly"Castellani(G.Vo)によって、ブエノスアイレスで結成されたSnakesがその原点。
ほどなくしてKnacksと名乗るようになり、のちにArmando"Army"Aschenazy(G.Vo)・Fernando Ferreira(B)が加入、この4人編成で活動して行きました。

67年、アルゼンチンPhilipsでテスト録音(オーディション?)を行い、ほどなくして正式にシングルのレコーディング契約を結び、両面Beatlesのカヴァーのシングルをリリースしました。
PhillipsはKnacksをアルゼンチンのBeatlesとして売り込むつもりだったようで、続けてBeatlesのカヴァーのレコーディングを要求してきましたが、すでにオリジナル曲を書きためていた彼らはそれを拒否。
Oscarが数日間脱退したりいろいろ混乱があったのち、Phillipsとの契約を破棄。
シングルリリース後すぐに、Fernandoが脱退。
2か月ほどSeasonsのメンバーだったAlejandro Medinaが参加したのち、Eduardo "Mossy" Mikitow(B.Vo)・Vicente "Chito" Bulota(Key)が加入して、活動期間中最も安定したラインナップが編成されました。

このラインナップで、数々のTV番組の出演やツアーをこなし、Pop New'sというプログラムにおける契約を交わしました。
Pop New'sに関しては、調べても詳細がよくわからなかったのですが、のちにParlophoneからリリースされたシングルのレーベルに「Pop New's」と銘打ってあることからして、メディアやレーベルを超えたポップミュージックのプロジェクトのようです。
このプログラムの一環として40日もの間、ブエノスアイレスの南南東にある観光都市マール・デル・プラタで演奏したともあります。

ともあれ、そうした出演や演奏のおかげもあって、彼らの名は知れ渡るようになって、Knacks Maniaと呼ばれたファンも生まれました。

knacks002.jpg

ブエノスアイレスに戻った彼らは、プログラムの成果に気をよくしたParlophoneとの契約を得ました。
Knacksの人気を高く見込んだParlophoneは、69年だけで3枚シングルをリリースしました。

Parlophoneから最初のシングルがリリースされた69年、Armyが脱退しVicente Iturria(G.Vo)に交代。

70年にリリースされたシングル1枚を加えた8曲の録音をもとに、彼らのLPのリリースが計画されて、いくつかの新録を含んだアルバム用のステレオ・ミックスも制作されましたが、Juan Carlos Onganíaの軍事政権の弾圧によって、英語で歌われた楽曲のリリースを禁止されたため延期になり、結果的にお蔵入りになってしまいました。

軍事政権の弾圧に震え上がったParlophoneは、Knacksにスペイン語詞の楽曲のシングルのレコーディングを要求しました。
彼らはスペイン語で歌うことに不満だったそうですが、やむなく了承しました。

そのシングルのレコーディングが決まった頃、MossyとChitoが脱退。
Miguel"Angel" Torrecíllas(B.Vo)とJuan José Gimelló(Vo)が加入した最終ラインナップで、71年にそのシングルのレコーディングを行いました。
リリースされたシングルは好評で、TVのジングルに使用されましたが、Robbieはスペイン語でのレコーディングを続けることを拒み、グループは解散しました。

10年に、ほぼ69年当時のラインナップで再結成。
13年にアルバム「Laso Stand」をリリースしています。


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  • Author: Graham
  • 日本語での情報の少ない、60年代の東欧・北欧・中近東などのBeat/Psychを中心に紹介しています。
    翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
    この自画像は、漫画友達の「ゆったりの間」管理人さん冬灯紗沙さんに描いて頂いたもので、さり気に対になっていたりします。

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