あるにもあらず 過ぐるわが身は

東欧・北欧・中近東など世界の60's Beat/Psych、その合間にコミックなどを紹介しています。 こっそりとやっていますので、こっそりとお越し下さいませ(笑 

オージーW.R.Cディフカバー

9月にリリース後、あちこちでレビューを目にするようになったBeatlesのリマスターCD。
モノ・マンである僕は当然モノバージョンが欲しかったのですが、Boxのみでの発売と言うことで断念しました。
EMIのBeatles商法にはいつもうんざりしてしまいます。

というわけで、元々は僕自身はレビューをする予定はなかったのです。
が、捨てる神あれば拾う神あり(笑

「そなたはモノBoxを買えるほどリッチマンではあるまい。我は購入したゆえ、希望のアルバムがあれば・・・。」という天のお声がかかりました(笑
「おお神よ、ではホワイトとマジカルをよろしくお願い致します。」
無欲な僕は、モノBoxのうち2つのアルバムだけを希望しました。
「あ、マジカルには他のモノマスターからシングルなどを追加、ホワイトはいくつか曲を削除して1枚にまとめてこれまたモノマスターから数曲追加してくださいませ。」
強欲な僕が、このような機会に全く便乗しないわけがありません(爆笑

そんなわけで、一部ではありますがなぜかモノマスターを聴く機会に恵まれました。

ホワイトのモノは、かつて東芝からリリースされたモノLPやブートCDで聴いてきていますので、ある意味ステレオよりもなじみがあるのですが、マジカルのモノバージョンはなかなか聴く機会がありませんでした。

はるか昔、ビートルズマニアだった僕は、当時Beatlesだけで70枚強のLPを持っていて、マジカルは日本盤LP(EAS盤)・ドイツ盤(ステレオ・リイシュー)・UK盤EP(ステレオ・リイシュー)の3種を所有していましたが、当時はモノ盤を入手するのはかなり難しくて、編集盤などで一部は聴いたことがありますが、まとまった形で聴くのは実は初めてでした。

もうモノバージョンの違いとかの細かいことはあんまり憶えていませんが、「Flying」「Blue Jay Way」「I Am The Walrus」は印象が違いますね。
「Flying」はラストのSEがかなり違いますし、「Blue Jay Way」はラストのフェイジングがされていなくてストレートな音なのでかなり分かりやすいです。

あ、あと大好きな「Starawberry~」のモノバージョンもかなり久々に聴くことができましたが、一度フェイドアウトしてまたフェイドインする所が完全に音が消えていなくて、リンゴのドラムが楽しめるのでお気に入りになりました♪
と言うか、やはりこの曲の持っているもの全てがお気に入りです。
幅の広い解釈ができる哲学的な歌詞、やや陰鬱で美しい曲想、当時革新的だった大胆なキーの違う2バージョンをつないだと言う逸話、どこを取ってもたまらないものがあります。

全体的にステレオよりダークな印象がしましたね。
昔よく聴いていたドイツ盤のステレオバージョンはもっとカラフルな印象でした。
大胆なデザインのディフカバーもカラフルでしたが(笑

久々にマジカルを聴きなおして思ったのは、個人的に最もサイケ度の高いアルバムだなーということです。
SGTほどオケを使用していない代わりに、リボルバー直伝のSEを駆使しているせいもあるのかな。

初めて聴いた時の陶酔感は、今も何ら変わりがないです。


画像のオージーW.R.C盤のディフカバーをプリントアウトして、このややほの暗い印象のモノバージョンのCD-Rのジャケにしようと思っていたりします。


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バリバリ・・・やめて!


今回は本来紹介すべき本編をほとんど紹介しない変なパターンになります(笑

Blue Effectは69年~70年の間くらいに、グループ名を自国語表記のModrý Efektと変えました。
いや、厳密には変えさせられたと言った方がいいかもしれません。
当局の圧力と言うやつですね。
もちろんメンバーは不本意だったみたいで、近年リリースされている編集盤や最近出た9CD-BoxではBlue Effect名義でまとめられています。

Czechoslovak Radio Jazz Orchestraとの競演作として71年にリリースされたのが2nd(Modrý Efekt名義では1st)「Nová Syntéza」です。
このアルバムの前にもJazzQと競演した「Coniunctio」(70年)があるので、これを入れると3rd(同2nd)になるんですが、ディスコグラフィーに載ってたり載ってなかったりするので現状では良くわかりません(笑

Nová Syntéza (チェコBonton 71 0552-2) `97

1. Má hra
2. Směr Jihovýchod
3. Popínavý břečťan
4. Blues Modrého efektu
5. Nová syntéza

Bonus
6. Kingdom of life
7. You'll stay with me
8. Brothers song


プログレ・・・特にジャズ・ロックのファンには評価の高いアルバムですが、ビート/サイケ派の僕にはかなりきつい内容でした。
Modrý Efektのメンバーの演奏は相変わらずシャープで素晴らしく、大所帯のジャズ・オーケストラとのせめぎ合いもなかなかスリリングなのですが、全編に渡ってオーケストラののホーンがものすごくけたたましく鳴り響きまくるので、正直聴いていてとても疲れます(苦笑
あれですね・・・ホーンセクションはまかせろ、バリバリ・・・、やめて!(笑
マジックテープ仕様の財布と一緒にしてはいけないのですが、やはり僕の指向性では無理がありましたね(笑
もうちょっとオケの音を引っ込めてくれるといいんだけどねー。

ま、予想はしていたんですが・・・。
なら何で買ったのよ?と言いますと・・・

【“Modrý Efekt[Blue Efect] (Czecho-Slovakia)”の続きを読む】 このページのトップへ
意外と便利でお手ごろです

風邪が治りません(汗
次にうpする予定だった記事をまとめる気力が続かないので、少し趣向を変えたものを書きます。


このブログを書いていてよく聞かれるのが「どうやってこういう情報を得るのか?」ってことなんですが、これから少しずつ僕の検索ノウハウをいくつか紹介して行きたいと思います。

今回はその国の記事を読むことについて。

北欧・東欧などのグループ・・・特に60年代ものになると、日本語はおろか英語での情報もままならないことがほとんどで、チェコのグループならチェコ語での情報がズラッと検索結果で出て、思わず及び腰になってしまうものですね。
しかも、どう検索しても母国語でしか情報がなかったりするものです(笑

サラッと流したいだけの人はそれほど情報を捜す必要が無いと思いますが、もっと煮詰めて行きたいコアな方の場合は、やはりその国の文章と戦っていく必要があると思います。

ま、僕もそうでしたが、結構億劫なものですよね(笑

まずは「非英語アレルギー」を緩和することが需要です。
政治経済や科学技術の記事を読むのならともかく、音楽、それもオールド・ロックの記事に限れば、ある程度母国語に慣れればザーッと読むことができるようになります。
というのが、オールド・ロックの紹介文には「レコ○レ」やCDのライナーのような一定のパターンがあります。

「クロムとプルトニウムズは1965年、クロム・ニンニクスキー(G.Vo)を中心にシベリアで結成~」

ま、こんな感じですよね。
あ、この紹介文は今でっち上げたフィクションです(笑
これに母国語を照らし合わせていって、謎の単語を少しずつ予測を立てていく事を繰り返していけば、驚くほどおおよその内容を把握することができるようになります。
僕の経験上では、スウェーデン語だろうがチェコ語だろうが、やり方は一緒です。

さらに、できるものなら予測を立てただけの単語を調べて理解したいところですが、最大のネックは非英語圏ものの辞書は高いうえになかなか置いている店がないということ。
加えて、その語にもよりますが高価なわりには必要な語が載っていなかったりもします。
そこら辺は英語やドイツ語とは同じようにいきません。
ちなみに僕の持ってるスウェーデン語の辞書は、7000円以上しましたが結局あんまり使えていません。

で、僕が書店で色々ガサって見た結果、意外とお薦めなのがいわゆる「旅行の外国語」ガイドです。
基本海外旅行での会話を掲載していますので、「地下鉄はどこから乗ればいいですか?」みたいな一見必要のないものばかり載っているように思いますが、何語であろうと基本的に使う語はそれなりに使いますので、予想以上に使えます。

その国の言葉に全く不慣れな人に向けて製作されていて、文法的な理屈よりも実質面を重視されていますので、シンプルで分かりやすいです。
また、巻末などに比較的良く使われる語彙集が掲載されているものが多く、ぶっとい辞書を必死でめくる事を考えれば、かなり作業性が高いです。

僕のお薦めは画像の「旅の指さし会話帳」シリーズ(情報センター出版局刊)で、国によって価格が違いますが、一番高いのでも1800円です。
ポップなイラストつき&会話のシチュエーションなども分けられているので読みやすく、巻末の語彙集も便利です。
どの国も基本的な内容は同じですが、その国によって著者が違うので語彙集などは母国語→日本語だけでなく日本語→母国語が掲載されているものもあったりします。

僕は常にベッドにこれを置いていますので、まじめに調べてる時以外でも手持ち無沙汰な時などにパラパラ読んでいます。
画像のチェコ語のほうはまだ買って1年たっていないのできれいですが、かなり前に買ったスウェーデン語のほうはもうボロボロになっています。

僕はこの本がお気に入りですが、実際に本屋で同じような本をいろいろチェックしてみるといいのではと思います。


あと、現在ではグーグル翻訳なんかもありますよね。
使い方に慣れるまでは恐ろしく直訳な翻訳結果に混乱することも多いですが、これもちょっとしたコツがあります。

次回はそこら辺を紹介してみたいと思います。

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Graham
  • Author: Graham
  • 日本語での情報の少ない、60年代の東欧・北欧・中近東などのBeat/Psychを中心に紹介しています。
    翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
    この自画像は、漫画友達の「ゆったりの間」管理人さん冬灯紗沙さんに描いて頂いたもので、さり気に対になっていたりします。

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