あるにもあらず 過ぐるわが身は

東欧・北欧・中近東など世界の60's Beat/Psych、その合間にコミックなどを紹介しています。 こっそりとやっていますので、こっそりとお越し下さいませ(笑 

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厚さ3センチくらい


今回は「前から探索し続けていたものが入手できました」第2弾です(笑

Bigbít / Vojtěch Lindaur編著(チェコPlus)‘10

チェコで95年からシリーズで放映された旧チェコスロバキア時代のロックヒストリーTV番組「Bigbít 1956-89」の副読本のような内容で、時系列順で当時のグループやシーンなどを紹介しています。

B5サイズ・304ページのセミハードカバーで、3センチくらいの厚さがあって、厚手の月刊マンガ雑誌と同じくらいの重さです。

この本、元々は98年に出版されているのですが、十数年後の去年になって装丁を変え、98年版にはなかったCDを2枚つけた改訂版として再版されたようです。

もちろんチェコ語なのでなかなか読めるものではありませんが、30年強にのぼるヒストリーを300ページ程度で述べているわけですから、ざっと見ただけでも全体を流すような内容なのが分かります。

読みづらいです

中はこんな感じで、なぜか横向きにして読むようになっていて非常に読みづらいです。
普通のレイアウトでよかったんじゃないかと思います。

また、チェコで出版されたもののせいか、スロバキア側のグループの写真がかなり少なくて、そこら辺がちょっと残念でした。
スロバキア側のヒストリー番組&本「Slovenský bigbít」があるので、それに気を使っての内容なのかもしれません。

a324.jpg


こちらはオマケにCDではなく3DVDがついていて、50ユーロ近くするので結構悩ましいです。
オマケがCDだったら迷わず購入するのですが・・・。




この「Bigbít」のポイントの高いところは、本体よりもむしろオマケの2枚のCDで、全曲初CD化のお蔵出し音源のすごいレアな内容です。
ネットで調べていてこの本のCDの存在を知った時は本当に驚きました。

むしろこっちがメインです

収録曲はこのWikiをご参照下さい。

Disc1は主に60年代が中心で、やはり今まで音源化されることがなかった幻のグループPrimitives Groupの、Fish Feastでのイントロと「Soul Kitchen」「Anything」が収録されていることが最大のポイントです。
正直他の曲が聴きたかったんですが、それは単独のCD化に期待しておきましょう。
あとはMatadorsのViktor SodomaがFlamingoをバックに歌った19や、Primitives Groupと同じく初音源化のブルースロック系グループYatchmenなどが聴き所です。

Disc2は70年代以降が中心で、僕の守備範囲外なのもあってかPlastic Peopleくらいしかわかりません(笑
公式の録音にはほとんどない、ブルースロックから発展したハードロックの曲がいくつかあって、70年以降はジャズの仮面をかぶって活動して行かざるを得なかったものの、ハードロックに向かっていたグループが存在したことが分かります。

基本的にプライヴェートな録音のオープンリールをマスターにしているので音質は悪く音圧も低いので、ある程度オフィシャルの音源を聴いてきていないとその価値や魅力が分かりにくい、かなりマニア向けの内容です。
これから旧チェコスロバキアのロックを聴いてみようという方にはおすすめできません。

また、品質管理がかなり甘いようで、僕が入手した本のCDのDisc2に接着剤のような跡が再生面を横切っていて再生できないと言うことがありました。
基本的にこの手の本にCDなどがついていると、ビニールのスリーブに入れただけの状態で挟まっていることが多いので、ある程度の擦り傷は仕方がないと思っていましたが、さすがにここまでひどいとは思いませんでした。
シールドされた状態で販売しているようなので、中を確認して送ってもらうことも難しいようで…。
交換に応じてくれるかもしれませんがその保証もないし、本国に送りかえす時間やリスクを考えると微妙です。

さらに、この本自体が日本には全く輸入されておらず、本国のショップはなかなか問い合わせにも答えてくれず、入手はかなり難しい現状です。
僕自身も国内のショップ・海外のセラー・本国につてのある方の3か所に頼んで、本国につてのあるSさんが引っ張ってくださったおかげでようやく1冊確保できました。
Sさん、大感謝です♪

Sさんが本国の知人に頼んで送ってもらったということは、今のところ本国では普通に購入できるようではありますが…。

入手事情については、また追記します。

価格は日本に届いた状態で4000円程度という感じです。
オマケのCDの事を考えたら問題ない価格だと思います。

しかし、もうちょっと日本に普通に送ってくれるショップがあればなあ・・・。
ものによっては、本当に苦労させられています。




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コメント

どうもご無沙汰しております♪

実は昨日、このエントリにも名前の出ているmatadorsのレコードを巷で偶然拾いまして、こちらのブログでジャケを眺めていたせいか、ジャケを見てすぐに反応でき(笑) 早速買ってみました。かなりボロ盤とはいえ、自分の予想以上に安い値段でした。多分60年代の盤だとは思うのですが…。

前にアレして頂いたブツにも(笑) 入っていた「get down from the tree」が頭に収録されたLPです。
すべて英語の曲でしたが、音もぶっとくていい感じです。いずれブログにアップしたいと思っています。といっても聴いた感想だけになるので大した内容にはなりませんが…(笑)

  • 2011/08/31(水) 03:25:44 |
  • URL |
  • いたち野郎 #ZpAXj7wg
  • [編集]

†いたち野郎さん
あの記事のジャケと同じものだとしたら、68年のオリジナルの1stプレスですね。
このアルバムには3種類のジャケがあって、国内用の汎用ジャケにグループ名が書いてあるだけのもの、輸出仕様の5人のポートレイトの1stプレスオンリー、同じく輸出仕様の黒っぽいジャケの2nd以降プレスで、それぞれにモノとステレオがあるようです。
1stプレスのジャケはレアなようです。
旧チェコスロバキア盤はジャケはうすうすのペラペラで、プレスは今ひとつだそうですが、レコーディング自体は西側に引けをとらないものを持っていましたので、サウンドはなかなかいいと思います。

僕もSupraphonのレコを1枚くらい持っておきたいのですが、なかなか現実的になりそうもありません。

ブログでのうp、楽しみです♪

  • 2011/08/31(水) 17:17:03 |
  • URL |
  • Graham #rB4BsSMs
  • [編集]
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  • Author: Graham
  • 日本語での情報の少ない、60年代の東欧・北欧・中近東などのBeat/Psychを中心に紹介しています。
    翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
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