あるにもあらず 過ぐるわが身は

東欧・北欧・中近東など世界の60's Beat/Psych、その合間にコミックなどを紹介しています。 こっそりとやっていますので、こっそりとお越し下さいませ(笑 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ


毎日、毎日僕らは鉄板の・・・いや暑くて家ではだらだらしています(笑

更新予定の記事をまとめる気力がなかなかでないので、サラッと仕上げられる資料の少ないネタでしのぎます(笑

初登場のD.D.R、つまり旧東ドイツのグループです。
プログレマニアの方はご存知の方も多いと思いますが、東ドイツではAmigaという国営レーベルからさまざまなグループのレコードが製作されています。
東欧の中でも国家による圧力が最も強かった東ドイツで、これだけ活気のあるシーンがあったことは結構驚きですが、西ドイツや欧米の音楽にとりこになるくらいなら、自国のグループを売った方がいいという意図もあったみたいです。
ただ、他の旧東欧諸国と同じく、60年代はグループ単独のアルバムは少なく、日本ではほとんどまともに知られていません。

今回紹介するTeam4は、ビートルマニアでリーダーのThomas Natschinski(Vo.G)を中心に64年にベルリンで結成。
66年にAmigaから同名義でシングルをリリースし始めますが、当局から「英語表記のグループ名イクナイ!」とごねられて、Thomas Natschinski Und Seine Gruppeと変更。
ま、当時の東ドイツならありそうなことですね(笑
長ったらしいので、僕は「Team4」または「ナツ吉」と呼んでいます(笑
「ナチンスキ」って言いづらいもんね(笑

73年の解散までにアルバムを3枚リリースしていますから、当時最も人気のあったグループだったんだと思われます。

父親も作曲家だったというThomas作のオリジナルによるポップなビートスタイルで、楽曲・演奏共にかなりのできばえで、今まで聴いた範囲では東ドイツもので一番お気に入りです。
ほぼ同時期にサイケの空気を取り込んでいて、ハープシコードやフルートなどを使用した耳ざわりの柔らかいものが多いです。



現在、彼らの音源を単独でまとめたものは以下のもののみです。

a108.jpg

Team4/Thomas Natschinski Und Seine Gruppe /Die Grössten Hits
(ドイツAmiga/Sony/BMG 88697166192)`07

このCDは単独では販売されていないようで、上の画像のように3つのグループを抱き合わせたBoxの形態で販売されています。
後の2枚はあんまり聴く機会がなさそうで、どうせなら60年代ものでまとめて欲しかったなと思います。

a107.jpg

プレスの質やライナーのしょぼさからすると廉価盤っぽさバリバリですが、Sony/BMGが絡んでいるせいか音質はメッチャいいです。

シングル・アルバムから21曲と、未発表曲1曲の全22曲。
1~6・21が1stアルバム、8~11・16・18が2nd、14・15・17が3rd、20が未発表、それ以外がシングルオンリーの曲です。
71年の曲はちと微妙ですが、70年までの曲はどれもなかなかいいです。
しっとりと歌いこまれたミディアム・テンポのバラード2、キャッチーなサイケポップ3、ハープシコードとフルート使用のSGTチックな4、軽快なビート感が楽しい7、かつてベルリンに実在したアイスバーでのストーリーで、大ヒットした言葉の響きが楽しい8、ホーンセクションを導入しつつもビート感をしっかり感じさせる18、この中で最もサイケな21、「Blond On Blond」期のディランみたいなオルガン・フォーク・ロック22あたりが聴きどころでしょうか?

1stはハーモニー抜きのサイケ時代のHolliesみたいな感じ、2ndは甘口のバラードが多く、3rdはもう完全に70年代的で60年代好きには微妙です。

全22曲で60分ちょっと。
他にもいい曲があるし、せめてもうちょっと追加して単独でリリースして欲しいですね。
できれば完成度の高い1stは同時期のシングルをボーナス収録してリリースしなおして欲しいな。


このページのトップへ

コメント

このページのトップへ

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ

FC2Ad

Information

Graham
  • Author: Graham
  • 日本語での情報の少ない、60年代の東欧・北欧・中近東などのBeat/Psychを中心に紹介しています。
    翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
    この自画像は、漫画友達の「ゆったりの間」管理人さん冬灯紗沙さんに描いて頂いたもので、さり気に対になっていたりします。

    コメント記入時、ホムペ・ブログなどのアドレスを記入すると投稿できないようにしてありますのでご注意下さい。

Search

Calendar

06月 « 2017年07月 » 08月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

 

プロフィール

Graham

Author:Graham
日本語での情報の少ない、60年代の東欧・北欧・中近東などのBeat/Psychを中心に紹介しています。
翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
この自画像は、漫画友達の「ゆったりの間」管理人さん冬灯紗沙さんに描いて頂いたもので、さり気に対になっていたりします。

コメント記入時、ホムペ・ブログなどのアドレスを記入すると投稿できないようにしてありますのでご注意下さい。

FC2カウンター

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

フリーエリア

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。