あるにもあらず 過ぐるわが身は

東欧・北欧・中近東など世界の60's Beat/Psych、その合間にコミックなどを紹介しています。 こっそりとやっていますので、こっそりとお越し下さいませ(笑 

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だいぶ集まってきました

こんにちわ、このところ歯の治療で覇気がありません(笑
麻酔と鎮痛剤のせいか、体が重たいです・・・。


先月で、東欧もののCDが30枚を越え、アルバニア以外の旧東欧7カ国全てに手を伸ばしました。
上記の画像左上から時計回りに、Omega(ハンガリー)・Blue Effect(チェコスロバキア)・Theo Schumann Combo(東ドイツ)・Shturcite(ブルガリア)・Grupa 220(ユーゴスラヴィア)・Mondial(ルーマニア)です。
画像をうpしたあとに気がついたんですが、ポーランドのCDを入れ忘れました(笑
虫歯の影響で頭がぼやけているみたいです(笑
基本怠け者なので、ネタはあるのになかなか紹介が進みません(笑


よく思うことがあるのが、60年代当時共産圏だったこれらの国で、よくこれだけのポップ&ロックのレコードがリリースされていたものだなと言うことです。
90年代半ばくらいにOmegaの1stのジャケ(UKリリースのDecca盤のほうです)を見るまでは、共産圏にはロックは存在しないと思っていました。
基本的に国内の収益をまず国が吸い上げて均等に全ての同志(笑)に振り分けるという共産主義のシステムの中で、競争の世界であるポップミュージックが成り立つとはとても思えませんでした。
ヒットを出してアルバムを出しても、シングルが不発だった連中ともらう報酬は一緒ではやる気も出ないでしょうからね(笑

ただ、チェコの人気グループだったMatadors~Blue EffectのRadim Hladíkがレスポール&マーシャル、OlympicのPetr Jandaがフェンダーと、当時東欧ではかなり高価だったはずの機材を所有していたことからすると、人気のあったグループ・ミュージシャンには何らかの優遇措置があったのかもしれません。

高校時代、授業中はもっぱら睡眠中で、共産主義といえば「スターリン&コルホーズ&ソフホーズ」くらいしか頭に残っていなくて、東ドイツ以外は各国がどの辺にあるのかよくわからなかった僕には結構驚きでした。

89年の東欧革命以後、徐々にCDのリリースが活発になり、インターネットで世界が繋がっている現在と違って、90年代半ばくらいまではほとんど情報がありませんでしたから、同じように感じた方も多いかもしれませんね。

これら旧東欧圏の芸能システムが非常に気になるところですが、なかなかそういう情報や本が見つかりません・・・。
てか、あんまり難しい専門用語はどちらにしても理解できませんが(笑

かんたんな現代東欧史の本を読んでみると、各国の歴史・政治・経済とポップミュージックの関連性が見えて非常に興味深いです。

東ドイツは西への対抗意識と欧米のポップのとりこになるくらいなら自国のグループを売った方がよいと考えていたようですし、チェコスロバキアではプラハの春前後のリリースがずば抜けて活発だったが、それ以後は検閲が厳しくなってボーカルのほとんどないジャズロックが主流になったり、ユーゴやブルガリアでは60年代に単独のグループでのアルバムのリリースがほとんどなかったり。
もっとも、どの国でもロックのアルバムのリリースは68年以後がほとんどですけどね。

東欧革命まで基本的に鎖国状態だったアルバニアは、現状でも情報が皆無に等しいので当時のシーンがわかりませんが、東欧で最も貧しい後進国だったようですから、ポップのレコードどころではなかったのかもしれません。


東欧革命以後のCDのリリース状況にも各国の経済情勢を垣間見れるような気がします。
欧米系のメジャーレーベルが買収したレーベルのものは、リマスター&現代的なパッケージングのリイシューがなされて、現在ではほとんど欧米レベルに等しい品質です。
特にチェコ盤は音質・パッケージング共にかなりのもので、丁寧なつくりのブックレットがついていて魅力的です。
ポーランド・ハンガリー・旧ユーゴは、音質はいいけどブックレットがペラペラでちょっと安っぽいかな。
ルーマニア盤は基本的に欧米メジャーが関わっていないようで、以下の画像の如く、98年リリースのものの裏ジャケで80年代末~90年代前半の感覚で、音質も6カ国で一番よくないです。
ポーランド・旧ユーゴ・ルーマニア盤はコピー盤防止のためかホログラムシールが貼ってあります。
別に貼ってあってもいいけど、ジャケの表にじかに貼るのはやめて欲しいなー(笑

90年代前半的なセンスと多数のスポンサーロゴ


東欧盤のCDで面白いのが、ジャケ裏の多くのスポンサーロゴ。
上記のルーマニアやブルガリア、そしてマイナーレーベルからのリリースのものによく見かけます。
自国のラジオ局や音楽関連の業界からのスポンサードによってのリリースと言うのは、資本主義経済導入後の東欧の苦労を垣間見てしまいます。


とまあこんな感じで、突っ込んでみると予想以上に他国との違いの多い東欧ものには興味が尽きません。


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  • Author: Graham
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    翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
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