あるにもあらず 過ぐるわが身は

東欧・北欧・中近東など世界の60's Beat/Psych、その合間にコミックなどを紹介しています。 こっそりとやっていますので、こっそりとお越し下さいませ(笑 

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バリバリ・・・やめて!


今回は本来紹介すべき本編をほとんど紹介しない変なパターンになります(笑

Blue Effectは69年~70年の間くらいに、グループ名を自国語表記のModrý Efektと変えました。
いや、厳密には変えさせられたと言った方がいいかもしれません。
当局の圧力と言うやつですね。
もちろんメンバーは不本意だったみたいで、近年リリースされている編集盤や最近出た9CD-BoxではBlue Effect名義でまとめられています。

Czechoslovak Radio Jazz Orchestraとの競演作として71年にリリースされたのが2nd(Modrý Efekt名義では1st)「Nová Syntéza」です。
このアルバムの前にもJazzQと競演した「Coniunctio」(70年)があるので、これを入れると3rd(同2nd)になるんですが、ディスコグラフィーに載ってたり載ってなかったりするので現状では良くわかりません(笑

Nová Syntéza (チェコBonton 71 0552-2) `97

1. Má hra
2. Směr Jihovýchod
3. Popínavý břečťan
4. Blues Modrého efektu
5. Nová syntéza

Bonus
6. Kingdom of life
7. You'll stay with me
8. Brothers song


プログレ・・・特にジャズ・ロックのファンには評価の高いアルバムですが、ビート/サイケ派の僕にはかなりきつい内容でした。
Modrý Efektのメンバーの演奏は相変わらずシャープで素晴らしく、大所帯のジャズ・オーケストラとのせめぎ合いもなかなかスリリングなのですが、全編に渡ってオーケストラののホーンがものすごくけたたましく鳴り響きまくるので、正直聴いていてとても疲れます(苦笑
あれですね・・・ホーンセクションはまかせろ、バリバリ・・・、やめて!(笑
マジックテープ仕様の財布と一緒にしてはいけないのですが、やはり僕の指向性では無理がありましたね(笑
もうちょっとオケの音を引っ込めてくれるといいんだけどねー。

ま、予想はしていたんですが・・・。
なら何で買ったのよ?と言いますと・・・


a135.jpg

このCDのボーナストラックに、1st「Meditace」のオール英語詞バージョン「Kingdom Of Life」用にボーカルを録り直した3曲が収録されているからです。
もともと「Meditace」はVladimír Mišíkがチェコ語で歌うのを拒んだため、英語詞とチェコ語詞の曲が混在するアルバムなのですが、そのうちチェコ語で歌われた4曲のうち、「Blue Effect Street」を英語詞でVladimírが歌いなおした「White Hair」(Meditaceのボートラに収録)以外の3曲を71年にLešek Semelka(Key.Vo)が英語詞で歌いなおし、「Kingdom Of Life」がリリースされたわけです。
余談ですが、1曲目の「Kingdom Of Life」はチェコ語のオリジナルとはミックスか違うみたいです。


a136.jpg

で、「Meditace」とこの「Nová Syntéza」の2枚で、「Kingdom Of Life」仕様に組みなおすことができるのです。
ちなみに、この「Kingdom Of Life」仕様の4曲は、最近出た9CD-Boxには収録されていなくて、この2枚のBonton盤は貴重です。

ま、前にも書きましたが、どっちのバージョンがいいかと言うと、やっぱりオリジナルの方がいいですね。
個人的には逆に全曲チェコ語で歌って欲しかったなー。
ジャケットはこっちの方が好きかなー。
どっちもいいジャケットですけどね。


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コメント

これまた超マニアックなこだわり記事ですね~!
現在の私はコンプリートを目指す気力も体力も財力もなく、とりあえず9CDボックスで満足しておくことにしま~す。
当時はチェコ語で歌うことが体制への迎合のように考えられていたんですね~。現在からみれば、自国語で堂々と自分たちのモノとしてロックを歌い始めたときこそが、その国に真の意味でロックが定着した瞬間だというのに、何だか皮肉なものですね~。PFMもオメガも英語バージョンはイマイチですよね。
1stの顔色不良ジャケ、結構気に入ってましたが、「Kingdom of Life」のハジケヤンチャジャケもなかなか良いですね~♪
DVDでオケと演ってる映像もあったのですが、私もどちらかというとオケなし希望派です。でも、Radimさんのギターはいつ何時でも、やっぱりステキだわ~♪ア~ン、早くチェコ便届かないかなぁ~!

  • 2009/11/23(月) 18:18:38 |
  • URL |
  • クロム #ybSqUg1.
  • [編集]

こだわりがボーナストラックに偏っているのがあからさまで、プログレファンの方が見たら激怒するかもしれません(笑
当時の東欧の対西側政策は現代の視点で見たらバカバカしいにも程がありますが、そのあまりのくだらなさゆえに自国語で歌うことの魅力を見失わせてしまったのかもしれません。

このアルバムのオケなしネイキッドを出してくれませんかね(笑
だいぶ慣れてきましたが、やはりバリバリ・・・やめて!って感じです(笑

  • 2009/11/24(火) 15:25:08 |
  • URL |
  • Graham #rB4BsSMs
  • [編集]
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  • Author: Graham
  • 日本語での情報の少ない、60年代の東欧・北欧・中近東などのBeat/Psychを中心に紹介しています。
    翻訳・編集に時間がかかるので更新は激烈にスローです(笑
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